欧米BtoBウェブサイト匠事例①

海外の集客・受注の手法は欧米のリーディングプラクティスから学ぶことが効率的

海外マーケティングや海外営業でばんばん集客・受注をするためには、リーディングプラクティスである競合を知り、良い部分を取り入れ、最終的には独自色を出していく、いわゆる守破離の流れが効率的です。さて、今回は海外向けBtoBウェブサイトで集客に寄与するアプローチをひとつ動画マーケティングをご紹介しましょう。

実際に欧米の動画マーケティングの事例を知ろう

米国は動画マーケティングがかなり進んでおり、例えば2013年時点で日本の動画広告市場は138億円でした。そして米国ですが4,700億円といった調査レポートもあります。2倍、3倍どころか数十倍とまさに次元が違う領域です。さて、動画マーケティングというと、会社概要や商品・サービス説明や広告等でしばしば使われますが、今回は私たちが良いと思う動画マーケティングを活用した欧米のBtoBウェブサイトで実例とポイントをご紹介したいと思います。

VoCで使用、かつSEO対策として文字も記載

今回紹介するサイトはFlex-Drain社という排水管メーカーになります。ファーストビューから排水管抱えてドヤ顔な二人がVSの形で立っているあたり、シュールで興味を惹きつけますねw。動画マーケティング以外にもこの企業のウェブサイトは秀逸なポイントがちりばめられていますが、今回は動画マーケティングにフォーカスしてポイントを解説します。まず、トップページのトップバナーの下にある3つのブロックの左側に”WHAT THE PROS SAY”というコンテンツがあります。要は「俺たちが言ってるんじゃない、プロの客がこう言ってるんだぜ」といういわゆるVoC(Voice of Customer; 顧客の声)を示すコンテンツであることが分かります。

さて、クリックしてみるとVoC画面に切り替わりますが、基本的にVoCといえば星マーク(例:★★★★★)があって数行のコメントが並ぶケースが多いですよね。しかし、このサイトでは動画でVoCを紹介することより当然にただのテキストメッセージだけではないのでリアリティが沸きますし、実際のヒトが登場することで信憑性という意味でも増します。ここでもう一つ秀逸なポイントは、VoCのコメント内容をテキストベースで詳細に記載していることです。Googleで画像埋め込み型文字や動画の文字を読み取る研究が進んでいるとはいえ、動画の言葉に関しては検索ロボットが拾うことは困難でしょう。そのため、きちっと文字としても記載することでSEO対策にもなっている点が抜かりないといえるでしょう。

他社比較を動画で実演

そしてもう一つはトップページのトップバナーに「Watch Now」とありますが、こちらをクリックするとに他社比較の観点から動画で競争が始まります。仁王立ちの理由が明らかになります。かなり込み入った面白い演出がされてますが、本質的に重要なポイントとして、自社の商品説明のみならず他社との比較をし、かつ定量的に表現できていることがポイントになります。自社商品のみの説明と他社や業界平均的視点も含めて説明するケースでは、どちらの方がバイヤーにとって意思決定し易いかを考えれば言わずもがなでしょう。

さていかがでしたでしょうか。今回はBtoBの海外向けウェブサイト構築にあたり参考になる動画マーケティングの活用事例をご紹介しました。今後の皆様の海外マーケティングに動画マーケティングにおける欧米の視点を取り入れて、海外営業力強化に寄与に繋がれば幸いです。